真宗大谷派 金足山・熊谷院満福寺
墨俣一夜城下町にある真宗大谷派の寺院
満福寺は、寛和の頃(西暦九八五年)天台宗の伽藍として創建されたが、熊谷蓮生房の猶子祐照法師が浄土真宗の開祖親鸞聖人に帰依してより、金足山・熊谷院となった。有縁の地として、祐照法師嘉禎元年(西暦一,二三五年)羽島郡西門間庄足近に寺を建てられたが天正の頃(西暦一,五七三年)十四世祐恵法師は故あって、葉栗郡福島村(現在 羽島市福寿町本郷)にも寺地を広められたが、本坊は墨俣と定められて今日に至っている。天文の頃(西暦一,五三六年)から末寺をもち、徳川期には町時九十六ヶ寺をもつ中本山として隆盛をきわめ、古来美濃三ヶ寺の一宇と言われている。
満福寺は、墨俣一夜城下町にある真宗大谷派の寺院であり、御本尊は「阿弥陀如来」です。
創建は平安時代であり、墨俣御坊として周辺の真宗大谷派の寺院を末寺としていたようです。