津島神社

琉球使節ゆかりの石燈籠は大垣市の景観自慢に指定

津島神社は往古より愛知県津島市に鎮座されます津島神社の分神と伝え、創立年紀は不詳です。江戸時代、美濃路墨俣宿本町の街道脇にあり天王社と称し、通称お天王様と言われています。御祭神は素盞嗚神です。
除疫神として厚い信仰があり、天王講中、墨俣惣中の信徒により諸行事が行われてきました。
寛政3年正月に琉球国使節一行が通行の際に奉納する石燈籠に刻銘文を願い、儀衛正、毛延柱が執筆されました。明治初年に社号を津島神社と改称し、現在に至ります。

津島神社の社殿(右)です。
御祭神は素盞嗚神です。
お隣には秋葉神社の社殿(左)も並んでいます。御祭神は軻遇槌神です。
秋葉神社の創立は不詳で、墨俣本町60戸の崇敬に依り防火の守護神として奉祀されました。

津島神社内にある石燈篭には、寛政3年(1791年)に琉球使節が美濃路墨俣宿を通行した際、住民が執筆を依頼したとされる”琉球国儀衛正毛廷柱”の銘が刻まれており、近世の一大イベントであった琉球使節が墨俣宿を通行し、この地の住民と交流した歴史の証といえます。

information
住 所 
岐阜県大垣市墨俣町墨俣本町無番地

〒503-0102 岐阜県大垣市墨俣町墨俣115番地
すのまた宿 池田屋 脇本陣内
TEL.0584-84-3781

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